一人暮らしの家電の予算は10万円から|金額別の組み方

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一人暮らしの家電の予算を決めようとしても、店に行くたびに金額が変わって落ち着きません。原因は、買う物のリストから考えていることにあります。先に使える金額を決めて、その中に何が入るかを当てはめるほうが早く決まります。10万円、15万円、20万円の3段階で、それぞれ何がそろうかを書きます。

日比野くん
日比野くん

予算が決まらないまま売り場に行くと、ほぼ高いほうを選びます。金額を先に決めてしまいましょう。

必要な予算は10万円から20万円

家電にかける予算は、10万円から20万円のあいだで組むのが現実的です。中古を混ぜれば10万円で足り、新品でそろえると15万円前後、エアコンまで買うと20万円に届きます。

予算 中身 向いている人
10万円 中古か3点セット+寝具とカーテン 数年で引っ越す予定の人
15万円 新品の必需品5点+寝具とカーテン 同じ部屋に長く住む人
20万円 15万円の内容+エアコン エアコンが付いていない部屋

10万円コース 中古と3点セット

中古なら、冷蔵庫が1万〜1万5000円、洗濯機が1万5000〜2万5000円、電子レンジが5000〜8000円です。SUUMOが2026年2月に調べた目安で、3点合わせて4万円台に収まります。

新品がよければ、3点セットという手もあります。冷蔵庫と洗濯機と電子レンジのセットが5万5000円から6万5000円ほど。残りの3万円台で寝具、カーテン、照明をそろえられます。

15万円コース 新品の必需品5点

新品の目安は、冷蔵庫4万〜6万円、洗濯機3万〜5万円、電子レンジ9000〜1万5000円、炊飯器1万円まで、掃除機5000〜1万円です。5点で10万〜13万円になります。

ここに寝具1万〜1万5000円、カーテン5000〜8000円、照明5000〜8000円を足すと、ちょうど15万円前後です。長く住む部屋なら、この形がいちばん無理がありません。

20万円コース エアコンまで新品

エアコンは6畳用で6万5000〜8万5000円かかります。工事費込みの金額です。付いていない部屋を選ぶと、この分がまるごと上乗せになります。

金額が大きいので、家賃が少し高くてもエアコン付きの部屋を選んだほうが、初期の負担は軽くなります。物件を決める前に確かめておきましょう。

3つのコースを見て、どれにも当てはまらないと感じたら、家具まで含めた総額で考え直します。LIFULL HOME’Sとアイリスオーヤマの記事では、家具と家電を合わせた金額の目安を20万〜30万円としています。ベッドやテーブルまで買うなら、この幅で見ておくと足ります。

逆に、実家から寝具や食器を持っていける人は、10万円コースでも余裕が出ます。持っていける物のリストを先に作っておくと、予算がもう一段下がります。

金額を決める前に確認する2つのこと

予算を組む前に、備え付けの有無と置き場所の寸法を確認します。この2つで金額が数万円ずれます。

1つ目は備え付けです。エアコンと照明が付いているかを、管理会社に聞いて確かめます。両方付いていれば、7万円から9万円ぶん予算を削れます。

2つ目は寸法です。冷蔵庫の置き場所の幅と高さ、洗濯機置き場の防水パンの内寸、玄関から部屋までの搬入経路をメジャーで測ります。ドラム式は防水パンに収まらないことがあります。

測らずに買うと、届いた日に置けないことが分かって買い直しになります。予算を守るうえで、ここは飛ばせません。

エアコンは本体価格と工事費が別になっている店もあります。標準工事に含まれない配管の延長や室外機の設置場所によって、追加料金がかかることもあります。見積もりの段階で、工事費まで入った総額を聞いておきましょう。

本体価格に年間の電気代を足して比べる

家電の予算は、本体価格だけでなく年間の電気代まで入れて比べます。安く買った冷蔵庫のほうが、数年で高くつくことがあるからです。

目安になるのが、売り場に貼ってある統一省エネラベルです。資源エネルギー庁の説明では、このラベルに省エネ性能の多段階評価点と、年間目安エネルギー料金が表示されています。対象はエアコン、冷蔵庫、テレビ、照明器具などです。

ラベルの金額は、決まった条件で使ったときの目安です。実際の電気代は、使う時間や設定温度、部屋の性能で変わります。それでも、同じ売り場に並ぶ機種どうしを比べる材料にはなります。

冷蔵庫は24時間動き続けるので、差が出やすい家電です。本体が5000円高くても、年間の目安料金が2000円安ければ、3年目から得になります。

エアコンも同じ考え方で選べます。夏と冬に長い時間動かすため、性能の差がそのまま電気代に出ます。2年で引っ越す予定なら本体の安さ、5年以上住むなら年間の目安料金を重く見るとよいでしょう。

ラベルには多段階評価点も載っています。星の数で省エネ性能を示したもので、資源エネルギー庁によると、区分の違う製品どうしでも比べられる数字です。売り場で迷ったときは、ここを先に見てください。

おくちゃん
おくちゃん

値札の下にオレンジや緑のラベルが貼ってありますよね。あれが比べるときの目印になります。

セールと型落ちで2万円は下げられる

新生活シーズンのセールと型落ちモデルを使うと、家電の総額は1万〜2万円ほど下がります。KURASの記事では、3月と9月のセールや家電セットを使えば、新品でも単品で買うより安くなる場合があると書かれています。

型落ちは、新モデルが出た直後の旧モデルです。冷蔵庫と洗濯機は、機能が毎年大きく変わるわけではありません。1年前のモデルでも困ることは少ないです。

「型落ちは在庫が少ないのでは」と感じますよね。実際、色やサイズは選びにくくなります。こだわりが強い人は、新品の中から選んだほうが早く決まります。

もう1つ効くのが、まとめ買いの値引きです。同じ店で冷蔵庫と洗濯機を一緒に買うと、値引きに応じてもらえることがあります。配送も1回で済むので、時間の節約にもなります。

リサイクル料金の扱いも聞いておきましょう。前の家電を引き取ってもらう場合、購入代金とは別に料金がかかります。見積もりの総額に入っているかを確かめてください。

予算オーバーを防ぐ買う順番

予算を守るコツは、買う順番を先に決めてしまうことです。売り場で迷う回数が減ります。

ステップ1は備え付けの確認です。エアコンと照明の有無を管理会社に聞き、要る物のリストから外します。

ステップ2は寸法の記録です。測った数字をスマホのメモに書き、売り場で見られるようにしておきます。

ステップ3は必需品の購入です。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを先に決めます。ここで予算の7割ほどを使います。

ステップ4は残りの割り振りです。炊飯器、掃除機、テレビ、ドライヤーは、住み始めてから必要だと感じたものだけ買います。

この順で進めると、予算を超えそうになったときに削る場所がはっきりします。削るのは常にステップ4からです。冷蔵庫や洗濯機を小さくして帳尻を合わせると、毎日の手間が増えます。

買い物の当日は、リストと寸法のメモを持って行きましょう。売り場では大きいモデルほど良く見えるので、数字を手元に置いておくと判断がぶれません。

買う順番
備え付けの確認/寸法の記録/必需品3点/残りは住んでから
この順で進めると、予算からはみ出しにくくなります。
日比野くん
日比野くん

残った予算は使い切らずに置いておきましょう。住み始めてから、必ず買い足す物が出てきます。

この記事を書いた人
ライター日比野
多くの製品をレビューしてきたガジェットライター。資格勉強にiPad+互換ペンを愛用しています。販売店などからリサーチして最新の情報をお伝えするように努力しています。
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