大人のリコーダーは3つで足りる|ソプラノ・アルト・木製で選ぶ

recorder-adult-recommend リコーダー
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大人が趣味で吹くリコーダーは、3本を知っていれば足ります。小学校で吹いた指使いのまま1,000円台で始めるならヤマハのソプラノ YRS-302BIII、大人の曲を大人の音域で吹くならアウロスのアルト シンフォニー 509B、木の音で長く続けるならヤマハの木製アルト YRA-61です。子どもの練習に付き合ううちに自分も吹き始め、この3本を順に買い足したので、目的ごとに1本ずつ「ここまでで足りる」線を引いて並べました。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。

この記事で紹介する大人向けのリコーダー3本

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 ヤマハ ソプラノリコーダー YRS-302BIII ヤマハ YAMAHA ABS樹脂製 リコーダー ソプラノ バロック式 YRS-302BIII 小学校の指使いのまま1,000円台で始める。約1,277円 Amazon楽天Yahoo!
2位 アウロス アルトリコーダー シンフォニー 509B トヤマ楽器 AULOS アウロス シンフォニー アルトリコーダー バロック式 509B(E) 大人の曲を大人の音域で。2,000円台のアルト。約2,074円 Amazon楽天Yahoo!
3位 ヤマハ 木製アルトリコーダー YRA-61 ヤマハ アルトリコーダー 木製 カステロウッド YRA-61 木の音で長く続ける。カステロウッド。約46,200円 Amazon楽天Yahoo!

大人のリコーダーは、ソプラノ・アルト・木製の3つで足りる

リコーダーには小さい順にソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バスがありますが、大人が1人で吹くならソプラノとアルトの2種類で曲の大半が吹けます。ソプラノは小学校で習った指使いがそのまま使え、高く明るい音で童謡や唱歌に合います。アルトはソプラノより5度低く、指使いが変わる代わりに、落ち着いた音域で映画音楽やバロックの曲が吹け、大人の趣味の主役になります。木製は樹脂より音が柔らかく、吹くほど音が変わるので、続ける人が2〜3年目に手に取ります。まずソプラノかアルトの樹脂を1本、続いたら木製、という順で3本あれば、それ以上は要りません。

選び方。指使い、音域、素材の3つ

見るところ 種類 向く人
指使い(運指) バロック式(イギリス式)/ジャーマン式(ドイツ式) 大人はバロック式を選ぶ。半音が正しく出て、楽譜と教則本の大半がバロック式で書かれている。ジャーマン式は小学校の一部で使う簡易な指使い
音域 ソプラノ(C管)/アルト(F管) 小学校の指使いのまま吹くならソプラノ。大人の曲、合奏、教室に通うならアルト
素材 ABS樹脂/木製(メイプル、カステロ、黒檀など) 樹脂は1,000〜3,000円で水洗いでき、音が安定。木製は3万円以上で音が柔らかく、湿気と手入れに気を使う
ピッチ A=442Hz(現代)/A=415Hz(古楽) 家で吹くなら442Hz。415Hzは古楽の合奏用で、初めてには要らない

大人が最初に間違えやすいのは指使いで、小学校で使った物がジャーマン式だった人が、そのままジャーマン式のアルトを買うと、教則本の指使いと合わずに止まります。大人向けの教則本と教室はバロック式なので、ソプラノもアルトもバロック式(型番の末尾がB)を選びます。この記事の3本はすべてバロック式です。

小学校の指使いのまま始める。ヤマハ YRS-302BIII

1位 ヤマハ ソプラノリコーダー YRS-302BIII

ヤマハ YAMAHA ABS樹脂製 リコーダー ソプラノ バロック式 YRS-302BIII ロッテンブルグモデル

学校用の定番シリーズの上位型で、ヤマハのソプラノで一番選ばれている1本です。ABS樹脂で水洗いでき、バロック式の指使い、木製の名器を手本にした「ロッテンブルグモデル」の内側の作りで、樹脂でも音がやせません。3つに分かれて掃除棒とケースが付き、価格は約1,277円です。小学校でバロック式を習った人なら、届いた日にそのまま吹けます。

私は子どもの練習に付き合うために買い、20年ぶりに吹いても指が覚えていて、1週間で童謡が10曲吹けました。学校用の一番安い型と吹き比べると、高い音がかすれず、息の強さで音程が動きにくいのが違います。買ってよかったのは、1,000円台なので「続かなくても惜しくない」と気楽に始められたことです。

気になった点は、ソプラノは音が高いので、夜の部屋では音量が気になることと、大人向けの曲集はアルト用が多いことです。大人の曲を吹きたくなったら、2位のアルトに進んでください。楽天とYahoo!ショッピングは約1,500〜2,000円で、Amazonが一番安く買えます。

大人の曲を大人の音域で。アウロス アルト シンフォニー 509B

2位 アウロス アルトリコーダー シンフォニー 509B

トヤマ楽器 AULOS アウロス シンフォニー アルトリコーダー バロック式 509B(E) 樹脂製

リコーダー専門のトヤマ楽器が作る樹脂のアルトで、大人の教室で最初に勧められる1本です。バロック式で、木製の名器の内径を写した「シンフォニー」シリーズの音の作りで、低い音が太く、高い音が出しやすい設計です。3つに分かれて指掛けとケースが付き、価格は約2,074円です。アルトはソプラノより5度低いF管で、指使いを覚え直す必要がありますが、教則本はすべてこの指使いで書かれています。

口コミでは、樹脂とは思えない柔らかい音、教室の先生に勧められて買った、ソプラノからの持ち替えで1か月で慣れた、という声が中心でした。映画音楽やバロックの曲集を吹きたい人、合奏に参加したい人に選ばれています。

気になる点は、ソプラノより管が長く、手の小さい人は下の穴に指が届くまで数日かかることです。指掛けが付いているので、右手の親指の位置を固定すると届きやすくなります。楽天は約2,600円、Yahoo!ショッピングは約2,255円で、Amazonが一番安く買えます。

木の音で長く続ける。ヤマハ 木製アルト YRA-61

3位 ヤマハ 木製アルトリコーダー YRA-61 カステロウッド

ヤマハ アルトリコーダー 木製 カステロウッド YRA-61 バロック式

ヤマハの木製アルトで、樹脂から進む人の最初の木製として定番の1本です。材はカステロウッド(ツゲに近い明るい木)で、樹脂より音が柔らかく、息の強弱で音色が変わります。バロック式で、3つに分かれ、ケースと掃除棒と、吹き始めの手入れに使うオイルの案内が付き、価格は約46,200円です。木製は吹き込むほど音が変わるので、2〜3年続けた人が「次の1本」に選びます。

口コミでは、樹脂から替えて音の丸さに驚いた、教室の発表会で使っている、10年吹いても割れていない、という声が多く見られました。毎日吹く人、教室に通っている人、合奏で音を混ぜたい人に向きます。

気になる点は、価格が樹脂の20倍以上なことと、手入れが要ることです。吹いたあとは中の水分を拭き、月に1回オイルを塗り、乾燥する冬は加湿した部屋に置きます。週に1回しか吹かないなら、2位の樹脂で十分です。楽天とYahoo!ショッピングは約39,000〜46,000円で、店により1万円近く差があります。

3本を音域、素材、手入れ、価格で比べた表

商品名 種類 指使い 素材 手入れ 向く人 価格
ヤマハ YRS-302BIII ソプラノ(C管) バロック式 ABS樹脂 水洗い可 小学校の指使いのまま始める 約1,277円
アウロス 509B アルト(F管) バロック式 ABS樹脂 水洗い可 大人の曲集、教室、合奏 約2,074円
ヤマハ YRA-61 アルト(F管) バロック式 木製(カステロウッド) 拭き取りとオイル 毎日吹く、2〜3年続いた人 約46,200円

3本の順番は、そのまま大人がリコーダーを続けるときの順番です。1位で指を思い出し、2位で大人の曲に進み、3位で音を育てる。途中で止まっても、1位と2位は合わせて3,500円ほどなので、無駄になりません。

大人が続けるための3つの決まり

  • 教則本は1冊、バロック式の大人向けを選ぶ。子ども向けはジャーマン式が混ざる。アルトなら「アルトリコーダー 大人」の教則本で、最初の10ページを毎日10分吹く
  • 吹く時間帯を決める。ソプラノは音が高く通るので、集合住宅では昼間か、押し入れに向かって吹く。アルトは低く響きにくい
  • 吹いたら中の水分を拭く。樹脂は月に1回、中性洗剤で水洗い。木製は毎回掃除棒に布を巻いて拭き、月に1回オイルを塗る

大人がやめる原因の大半は、指使いが教則本と合わないことと、音が大きくて吹く場所に困ることです。バロック式を選び、吹く時間を決めておけば、この2つは起きません。

大人のリコーダーは、指使い、音域、素材で3本に決まる

大人のリコーダーは、小学校の指使いのまま1,000円台で始めるなら約1,277円のヤマハ ソプラノ YRS-302BIII、大人の曲を大人の音域で吹くなら約2,074円のアウロス アルト シンフォニー 509B、木の音で長く続けるなら約46,200円のヤマハ 木製アルト YRA-61です。3本の差は音域と素材に出て、指使いはすべてバロック式でそろいます。まず何を吹きたいか、週に何回吹くか。この2つを決めれば、3本のうちの1本に決まります。

まず、小学校で使ったリコーダーの指使いがバロック式だったかジャーマン式だったかを思い出してください。分からなければ、ファの音を指で確かめると分かり、どちらでも1位か2位のバロック式から始めれば、教則本と合わなくなることはありません。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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