習字セットの筆の洗い方|太筆と細筆で違う手順と固まった筆の戻し方

呉竹 洗って落ちる書道液 学習・知育用品
本コンテンツは当サイトが調査した基準に基づき記事にしています。販売サイトやメーカーより手数料を頂いており記事はPRが含まれます。

習字セットを持ち帰ってきたら、筆が墨で真っ黒で、どこまで洗えばいいのか分からない。

洗面所が黒くなるのも困りますよね。

習字の筆は、太筆と細筆で洗い方が違います。

洗う順番と乾かし方さえ分かれば、小学生でも自分でできるようになります。

習字セットの筆の洗い方は太筆と細筆で違う

太筆は水かぬるま湯で根元まで洗い、細筆は水で洗わずに紙で拭きます。

習字セットの細筆まで同じ洗い方をしてしまう人は多いです。

細筆は毛を接着剤で固めて作ってあるので、洗うと毛がばらけて細い線が書きにくくなります。

比べるところ 太筆 細筆(小筆)
落とし方 40度以下のぬるま湯でもみ洗い 水を数滴含ませた紙で拭く
洗う場所 根元から穂先まで全部 墨が付いた穂先だけ
石けんや洗剤 使わない 使わない
乾かし方 穂先を下にして吊るす 穂先を整えてから吊るす

習字の太筆の洗い方は根元からもみ洗いする6ステップ

太筆は、根元に残った墨を指でもみ出すまで洗えば大丈夫です。

墨には膠(にかわ)という固まる成分が入っています。

穂先だけ洗って根元に墨を残すと、そこから筆が固まって割れやすくなります。

  1. 使い終わったら、いらない紙やティッシュで墨を吸わせます。
  2. 穂の根元まで、水か40度以下のぬるま湯でぬらします。
  3. 根元を指の腹でやさしくもみ、墨を押し出します。
  4. 水を替えながら、黒い色がほとんど出なくなるまでくり返します。
  5. 根元から穂先に向かって、指で水気をしぼります。
  6. 穂先をとがった形に整えて、乾かします。
墨は全部は落ちません。洗い終わりの水に少し色が付くくらいなら、そこでやめてOKです。

筆の洗い方で気をつけたいのがお湯の温度で、熱くしないでください。

墨は温かいほうが溶けやすいですが、高い温度だと根元の接着剤が溶けて毛が抜けます。

蛇口の下で洗うなら、水の勢いは弱くします。

筆を容器の底に押し付けるのも、毛が傷むので避けたほうがいいです。

洗面所を汚さない筆の洗い方はペットボトルを使う

2Lのペットボトルを半分に切って使うと、墨の水が飛び散りにくくなります。

切り口でケガをしやすいので、切るところは大人がやりましょう。

筆の洗い方に使うペットボトルの作り方

  1. 2Lのペットボトルを真ん中あたりで切ります。
  2. 切り口にビニールテープを巻きます。
  3. 下の部分に水かぬるま湯を半分ほど入れます。
  4. 上の部分は逆さにして、飲み口を排水口に差し込みます。

ペットボトルを使った筆の洗い方の流れ

  1. 下の部分の水の中で、太筆の根元をもみます。
  2. 黒くなった水は、逆さにした上の部分に静かに流します。
  3. 水を入れ替えて、もう一度洗います。
  4. 最後に流水で軽くすすぎます。

黒い水が洗面台に直接当たらないので、この洗い方なら飛び散りを抑えられます。

洗面所で筆を洗うなら、先に周りの物をどかしておくと安心です。

筆の洗い方で服が汚れるなら洗って落ちる書道液もおすすめ

習字セットの筆を洗っていて困るのが、服や手に付いた墨です。

家で練習するときの墨を、洗濯や手洗いで落としやすい書道液に替えておくと気がラクになります。

学校で使う墨に指定があるときは、先に先生に聞いておきましょう。

習字の細筆は水で洗わず紙で拭くだけでいい

細筆は、水を数滴含ませた半紙やティッシュで墨を拭き取れば終わりです。

習字セットの細筆は太筆より小さいので、洗い方も力を入れないのが基本です。

  1. 半紙やティッシュに水を数滴たらします。
  2. 毛の流れに沿って、穂先の墨を拭き取ります。
  3. 紙に付く墨が薄くなるまで、紙を替えて続けます。
  4. 穂先をとがった形に整えて、乾かします。

細筆を根元までおろすと、固まって穂先が割れやすくなります。

使うときは穂先の半分から3分の2くらいまでにしておくと、あとの手入れがラクです。

筆の乾かし方は穂先を下にして日陰で吊るす

洗った筆は、穂先を下に向けて風通しのいい日陰で吊るします。

穂先を上にして立てると、残った水と墨が根元に下りて固まりやすくなります。

竹の軸が割れることもあるので、ペン立てに立てるのは避けましょう。

吊るすひもが付いていない筆は、穂先を机の端から浮かせて寝かせれば大丈夫です。

ドライヤーの熱と直射日光は筆を傷めます。早く乾かしたいときは、水気をよく取ってから扇風機の風を当てましょう。

習字セットの筆はぬれたままキャップをかぶせない

新品の筆に付いている透明のキャップは、一度使ったら捨ててかまいません。

ぬれた筆にかぶせると、乾かずにカビの原因になります。

筆巻きに巻いてしまうのも、完全に乾いてからにしてください。

学校で洗えなかった筆は帰ったらすぐ洗う

授業の時間内に洗えない日もありますよね。

その場合は、紙で墨をよく吸わせてから持ち帰ると、固まるまでの時間をかせげます。

家に着いたら、習字セットをカバンから出して、その日のうちに洗いましょう。

洗い方は太筆も細筆もふだんと同じで大丈夫です。

乾いてから習字セットに戻せば、ぬれたまま学校へ持っていくこともなくなります。

固まった習字の筆はぬるま湯に5分から10分つけて戻す

カチカチに固まった筆は、40度くらいのぬるま湯につけて墨をやわらかくしてから洗います。

いきなり指で割ろうとすると、毛が切れてしまいます。

  1. 40度くらいのぬるま湯に、穂を5分から10分つけます。
  2. やわらかくなったところから、指でそっともみます。
  3. 水を替えながら、少しずつ墨を押し出します。
  4. 戻らないときは、つける時間を足してもう一度やります。
  5. 水気をしぼり、穂先を整えて吊るします。

習字の筆のふだんの洗い方では石けんを使いません。

ぬるま湯で戻らないときだけ、少量のシャンプーで洗う方法があります。

毛の油分が取れて書き味が変わるので、最後の手段と考えてください。

熱湯につけたり、塩素系の漂白剤を使ったりするのはやめましょう。

割れや毛抜けが出た習字セットの筆は買い替えが早い

戻しても穂先がまとまらない、毛がどんどん抜ける筆は、無理に洗い続けなくて大丈夫です。

穂先が割れた筆では、とめやはらいがきれいに書けません。

授業で使う筆なら、太筆と細筆がそろった2本組を買うと、次の日から困りません。

筆を洗ったら習字セットの硯も洗い下敷きは洗わない

硯は紙で墨を吸い取ってから水で洗い、下敷きは水で洗わずに拭きます。

習字セットの硯の洗い方

  1. 残った墨を太筆に付けて、使い終わった紙で拭きます。
  2. 硯に残った墨を、紙に吸わせて取ります。
  3. 水で洗って、しっかり乾かします。

習字セットの下敷きは墨が付いたら半紙で吸い取る

下敷きを水で洗うと波打って使いにくくなります。

墨が付いたら、すぐに半紙で吸い取ってください。

習字セットの筆の洗い方はこの順番でOK

まず習字セットの太筆と細筆の墨を紙に吸わせます。

次に太筆だけをぬるま湯でもみ洗いして、細筆はぬらした紙で拭きます。

どちらも穂先を整えて、下に向けて吊るせば終わりです。

子どもが自分でやるときは、ペットボトルを用意して、1回目だけ一緒に洗うと次から任せやすくなります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)
タイトルとURLをコピーしました