上履きとは スリッパとの違いと子どもの足に合う選び方

イフミー 上履き SC-0002 上履き
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入学の準備で「上履きを用意してください」と言われて、スリッパでもいいのか迷っていませんか。上履きとスリッパはどちらも室内で履くものですが、かかとを固定できるかどうかが大きく違います。

学校で子どもが履くなら、基本はスリッパではなく上履きです。違いと上履きの選び方、洗い方、親がスリッパを持っていく場面まで順番に紹介します。

上履きとは校舎の中で履くために履き替える靴

上履きとは、学校の下駄箱で外履きから履き替えて、校舎の中で履く靴のことです。「上靴」「うわばき」と呼ぶ地域や学校もあります。

白い布製でゴムや面ファスナーが付いたものが定番です。つま先のラインの色で学年が分かるようにしている学校もあります。

似た言葉に「室内履き」があります。室内履きは屋内で履くものの全体を指す言葉で、上履きもスリッパもこの中に入ります。

  • 室内履き:屋内で履くものの全体
  • 上履き:学校で児童や生徒がふだん履く靴
  • スリッパ:家やホテル、来客用によく使う履きもの

つまり「上履きはスリッパの一種」ではありません。どちらも室内履きの仲間で、使う場面と形が違います。

最近は東京都内などで、上履きをやめて外靴のまま校舎に入る学校も出ています。入学先の持ち物の案内を先に確かめておくと安心です。

上履きとスリッパの違いはかかとを固定できるかどうか

いちばんの違いは、上履きはかかとまで足を包み、スリッパはかかとが開いていることです。スリッパの名前は英語の「slip」からきていて、足を滑らせるように履けるのが長所です。

すぐに脱ぎ履きできるぶん、スリッパは走ったり階段を急いで下りたりするのには向きません。医療機関の案内でも、スリッパは転倒の危険があるため避けるように書かれていて、かかとが固定されて甲に合う履きものがすすめられています。

学校では体育や避難訓練で走る場面があります。子どもが一日中履くなら、かかとまで包む上履きを選んでください。

項目 上履き スリッパ
かかと 包む 開いている
よく使う人 児童や生徒 家族や来客
よく使う場所 学校や園 家やホテル
走る場面 対応しやすい 脱げやすい
脱ぎ履き 形によって違う すぐできる

家の中で子どもが履くものなら、スリッパでも問題ありません。ただ、階段のある家では足元に気をつけてください。

スリッパと違って上履きの形は3種類で年齢に合わせて選ぶ

上履きの形はスリッポン、バレーシューズ、テープの3種類で、園児はスリッポン、小学生以降はバレーシューズが選びやすいです。学校から形の指定があるときは、その指定に従ってください。

スリッパに近いスリッポンタイプの上履きは慣れていない子に

足を入れるだけで履けるので、幼稚園や保育園の子でも自分で履きやすいです。足を布でしっかり覆うぶん蒸れやすいので、メッシュの甲や通気孔があるものを選ぶと安心です。

スリッパより脱げにくいバレーシューズの上履きは小学生に

学校でよく見る、甲にゴムが付いた定番の形です。履き口が広くて脱ぎ履きはしやすいのですが、ゴムの長さは変えられません。足幅や甲の高さが合わないと、きつく感じたり脱げやすくなったりします。

テープタイプの上履きは甲の高い子や足幅が広い子に

面ファスナーで甲の幅を調整できるので、靴の中で足が前に滑りにくいです。ただ、バレーシューズより脱ぎ履きに少し時間がかかります。面ファスナーを自分で留められるかも見てあげてください。

スリッポンで足幅も広めの子なら、イフミーの「息するソール」のように3Eの幅がある上履きが履きやすいです。

上履きのサイズはつま先に0.5〜1cmのゆとりが目安

上履きのサイズは、足の長さにつま先のゆとり0.5〜1cmを足して選びます。すぐ大きくなるからと大きめを買いたくなりますよね。でも、ゆとりが大きすぎると脱げやすく、靴擦れや転倒の原因になります。

次の順番で測ると、サイズを間違えにくいです。

  1. 靴下を脱いで、かかとを壁につけて立つ
  2. かかとからいちばん長い指の先までを測る
  3. 足の幅と甲のまわりも測る
  4. 左右の足を測って、大きいほうに合わせる
  5. 試し履きで、指1本ぶんの余裕があるか確かめる

上履きの足幅は2Eが標準で、3Eは幅広です。足の幅と足のまわりのサイズが違うときは、大きいほうに合わせてください。

上履きを靴下で履く学校なら、試し履きも靴下を履いてやります。甲の高さで迷うなら、面ファスナーで調整できるキャロットのCR ST13のような上履きが合わせやすいです。

子どもが「歩きにくい」「足が痛い」と言い出したら、買い替えの合図です。かかとの部分を踏んでいないかも一緒に見てあげてください。

上履きの洗い方はぬるま湯に1時間つけてからブラシでこする

週末に持ち帰った上履きは、ぬるま湯につけて汚れを浮かせてから洗うと楽に落とせます。手順は次のとおりです。

手順1:上履きの砂とほこりを落とす

乾いた状態で靴底どうしを軽く打ち合わせます。中敷きが外せる上履きなら、ここで外しておきます。

手順2:約40℃のぬるま湯につける

バケツにぬるま湯と中性洗剤を入れて、約1時間つけます。洗剤は表示の量を守ってください。多すぎると洗い残しが出て、生地も傷みやすくなります。

手順3:ブラシでこすって十分にすすぐ

つま先や靴底の溝をブラシでこすり、洗剤が残らないように何度かすすぎます。漂白剤を使うときは、素材の表示を確かめてください。合成皮革には使えないものがあります。

手順4:風通しのいい日陰で乾かす

水気をタオルで取って、かかとを下にして立てかけて乾かします。月曜の朝に湿っていると困るので、土曜のうちに洗っておくと安心です。

洗濯機で洗えるのは、洗濯機可と書いてある上履きだけです。靴底が厚いものや、かかとを補強したものは形がくずれることがあります。

色の決まりがない学校なら、白より色つきの上履きのほうが汚れは目立ちません。キャロットのCR ST11にはサックスのようなバレーシューズの色つきがあります。

親のスリッパは入学式や参観日に学校へ持っていく

スリッパが必要になるのは、子どもより親のほうです。入学式や授業参観、懇談会で校舎に入るときに使います。来客用のスリッパを用意している学校もあるので、必要かどうかは学校の案内で確かめてください。

持っていくなら、次の3つを見て選ぶと困りません。

  • カバンに入る折りたたみタイプか
  • 歩いたときに音が出にくいか
  • 入学式の服に合う色か

体育館の床は冬になると冷たいので、靴底の厚いものを選ぶ人もいます。ヒールのあるスリッパは、高さ4〜5cmのものが多いです。

パタパタと脱げるのが気になるなら、黒いバレーシューズを室内履きとして持っていく親もいます。かかとまで包まれるので、階段の上り下りも楽です。

上履きとスリッパで迷ったら学校の案内を見てから買う

子どもが学校で履くなら上履き、親が来校するときに持っていくならスリッパと覚えておけば迷いません。買う前にやることは2つです。

  1. 学校の案内で、形と色の指定を確かめる
  2. 子どもの足の長さと幅を測る

指定がなければ、年齢で形を決めて、測ったサイズに0.5〜1cmのゆとりを足した上履きを選んでください。先に足を測っておくと、そのまま買いに行けます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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